随分と長いドラマのタイトルです。
昔「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」っていう長いタイトルの曲がありましたが。
生活保護に関しては某タンメン芸人の家族が不正受給していたとかで、それ以来どうしても必要で受けている方も批判される世の中になったような気がします。
批判を受けるのは不正に受け取っている人だけでなきゃならないんでしょうが、自分も含めてみんな満足な給料もらってなかったりしますからね・・・
税金で保護してもらっている人についつい当たりが強くなってしまうのかもしれません。
このドラマをみることで生活保護受給している人たちへの偏見が減るといいのですが、視聴率はどうやら厳しいようですね。
生活保護という重いテーマと主演の女優さんがあまり人気ないのもあるようです。
自分の中ではバンドマンを目指している高校生の受給者が、自分のバンド活動や音楽のためにかかる費用や妹のお小遣いのためにバイトをしていて、それを申告しなければならないのを知らずに結果的に不正受給となってしまい、しかもケースワーカーが曖昧なことを言って期待を持たせてしまったため話が余計にこじれてしまい、ヤケになった子が夢をあきらめようとする話が印象的でした。
「金がなくてバカな人間は夢みちゃいけねえのか」とキレるシーン。
おい、そんな簡単にキレるなよと突っ込みたくもなりましたが、でもまてよ・・・
自分が同じ立場で頑張って働いた給料全額取り上げられて、尚且つ不正だと責められる
家族のためにと思ってしたことなのに結果的に母親を追い詰めてしまうという・・・
まだ10代だよね。
なんとも言えないどんよりとした気持ちになりました。
その頃自分は小遣いももらってたわけで、今の子みたいに学費に入れることもなくバイトは全部小遣いにしてたし。
あの時代に「それは返せ」と言われたらどうだったろうか?
そもそも家が貧乏なのは自分のせいだろうか?
知らないことを責められるが、子どもなんだから、もっと具体的にはっきりと教えてもらえなきゃわからんことだってあるだろう。
などなど・・・
いろいろ考えてしまいますが、自分は主役の子は役にあってると思いますけどね。
少しどうなんだろうと思う点は、ケースワーカーが若手ばかりなのに、その割に責任や仕事範囲が多く、アドバイスが「規則はこうだ」「気持ちをわかれ」と上司それぞれが言うことがバラバラなうえに具体的ではない。
で、暇そう(誤解?w)
それに簡単なケースはともかく、何かあれば同期ではなく上司が訪問に付き添うとかないのかな?
あと親と子どもの関係の問題。
親族こそ難しいというのを一番知らなければならない職のはずなのに新人はともかく、上司はわかってないのかな?
難しいケースまで相談されている割に「その気持ちになれ」だけで丸投げしてるだけに見えまして、そこはドラマとは言え少し気になりました。
実際の現場はどうなんだろう。
きっと忙しいし、それどころじゃないんでしょうが。
気になりますね。